【バドミントン復帰組必見】20年前との審判のやり方・ルール変更の違いは?!

バドミントン

中学、高校、そして大学と、青春のすべてをバドミントンに捧げた皆さん。運動不足解消や健康維持をきっかけに、40代になって「またラケットを握ってみようかな」「地元の社会人サークルや大会に出てみようかな」と、そこそこ本気でコートに戻ってくる方が増えています。

いざラケットを持ってコートに立つと、当時の感覚が蘇ってワクワクする一方、こんな戸惑いを感じませんか?

「あれ、試合のときのスコアの数え方ってどうだっけ?」

「昔とサーブのルールや審判のジェスチャーが違う気がする……」

そう、あなたがラケットを置いてから現在までの間に、バドミントンのルールや審判の作法は大きく様変わりしています。さらに、直近では「15点制」への移行という歴史的な大改革も起きています。

この記事では、20年前(1990年代後半〜2000年代初頭)にバリバリプレーしていた40代の復帰組に向けて、当時の記憶との違い、審判(主審・線審)のやり方の変化、そして今後の15点制のポイントを分かりやすく解説します!

まず頭を切り替えろ!20年前と今の決定的な違い

審判のやり方を語る前に、大前提として知っておかなければならない「ゲームの根本的なルール」の変化を確認しておきましょう。

  • 昔(20年前): サーブ権を持っている側しか得点できない「サービスポイント制」(15点ゲーム、ファイナルは例外あり)
  • 現在: どちらがサーブ権を持っていても得点が入る「ラリーポイント制」(21点制、または最新の15点制)

20年前は「ラリーポイント制」への移行期(2006年に本格導入)の直前、あるいはまさにその真っ只中でした。もしあなたの記憶が「サーブ権がないと点が入らない」時代で止まっているなら、まずは「全ラリーで点が入る」というスピード感に頭をアップデートする必要があります。

20年前のプレイヤーが戸惑う「審判・スコアラー」の大きな違い

試合の合間に回ってくる「主審」や「線審(ラインズマン)」。昔の感覚のままイスに座ると、思わず古いコールやジャッジをしてしまい、選手や他のメンバーから突っ込まれてしまいます。ここでは具体的な違いを見ていきましょう。

① スコアコールの順番と「サーバーの得点」

昔はサーブ権の概念があったため、スコアのコールも複雑でした。

現在はラリーポイント制のため非常にシンプルですが、主審がスコアをコールする際は、「常にサーバーの得点を先にコールする」という基本ルールがあります。

  • ダブルスの場合の注意点:

現代のダブルスでは、得点(偶数・奇数)によってサーバーの立つ位置(右コート・左コート)が決まります。

  • サーバーの得点が「偶数」のときは、右サービスコートからサーブ。
  • サーバーの得点が「奇数」のときは、左サービスコートからサーブ。

主審は「サーバーの得点」を意識しながらスコアシートをつけ、正しい位置に選手が立っているかを確認しなければなりません。

② 主審のコールと英語表現のニュアンス

国際基準(BWFルール)の浸透に伴い、主審のコールも洗練されています。

たとえば、試合開始のコールや、ファイナルゲームでの「チェンジ・エンズ(コートチェンジ)」のタイミングなど、細かな規定が変わっています。

また、フォルト(反則)の判定時も、昔に比べて「オーバーネット」や「タッチネット」「フットフォルト」の基準が厳格に定義されています。

③ 線審(ラインズマン)のジェスチャー

現代の公式なジェスチャーや声出しにもマニュアルがあります。

  • インの場合は無言で、右手でそのラインを指す。【公認審判員規定第6条第2項】
  • アウトの場合は、速やかに「アウト」とコールし、両手を水平に伸ばす(視覚的にも分かりやすく明確にジャッジする)。【公認審判員規定第6条第2項】
  • シャトルの落下点が見えなくて判定できなかった場合は、両手で目を覆って主審に合図する。【公認審判員規定第6条第3項】

要チェック!今後の大改革「15点制」の導入と審判への影響

復帰組の皆さんに一番知っておいてほしい最新ニュースが、世界バドミントン連盟(BWF)および日本バドミントン協会(JBA)による「15点制」への移行です。

15点制はいつから、どう変わる?

  • 導入の背景: 試合時間の短縮、および選手への負担軽減、よりスピーディーで白熱した展開を生み出すため。
  • スケジュール:
    • 国際大会(BWF)は2027年1月4日から全面適用。
    • 日本国内(JBA)では前倒しされ、2026年から主要な第1種大会(全日本総合、社会人、シニア、ジュニア、国スポなど)で段階的・先行的に導入されています。
  • ルールの中身:

これまでの「21点3ゲーム制(2ゲーム先取)」から、「15点3ゲーム制(2ゲーム先取)」へ変更されます。

2026〜2027年の移行期における注意点

現在(2026〜2027年)は、大会によって「21点制」と「15点制」が混在するカオスな時期です。

  • 地元のローカル大会や一部のオープン戦ではまだ21点制が残っている一方、シニアの主要大会などではすでに「15点制」が採用されているケースがあります。
  • 審判をする際、あるいは選手としてコートに入る際は、必ずその大会・試合の要項で「何点マッチ(21点か15点か)」を確認することが大事になります。

15点制になると、1ゲームの重みがこれまで以上に増します。昔の「15点制(かつてのサーブ権制)」の感覚が少し残っている世代にとっては、逆に「ラリーポイント制の15点」というスピード感に新鮮な驚きを覚えるかもしれません。

40代復帰組が大会やサークルで恥をかかないためのアドバイス

「昔取った杵柄(きねづか)」で、ノックや基礎打ちなら現役生にも負けないショットが打てる40代、50代。しかし、いざ試合や審判の番が回ってきたときに慌てないためのコツをいくつか伝授します。

  1. 試合前のじゃんけん(コイントス)を忘れない

昔と同じく、試合前にはじゃんけん(またはコイントス)を行い、勝った方が「サーバーかレシーバーか」「コートのどちら側を選ぶか」を選択します。

  1. スコアシートの記入に慣れておく

スマホのアプリなどで簡易的なスコア管理ができるものもありますが、紙のスコアシートで記入する大会のほうがまだまだ多いです。得点が入った瞬間に正しくマークし、サーブの位置やサーバーを把握する練習を、練習試合の主審のときから積んでおきましょう。

  1. 「自分は初心者マークのつもり」で周りに聞く

「昔やっていたから」というプライドは少し横に置いて、主審を頼まれたときは「最近ルールが変わったので、スコアのコール順や作法を間違えたら教えてくださいね」と一言添えておくと、周りも快くサポートしてくれます。

まとめ:ルールを知れば、大人のバドミントンはもっと面白い!

20年前と現在では、ラリーポイント制への移行、そして今回の「15点制」へのステップと、バドミントンは「よりスピーディーでエキサイティングなスポーツ」へと進化し続けています。

審判のやり方やルールの違いに最初こそ戸惑うかもしれませんが、それも大人の部活動を再開した醍醐味の一つです。新しいルールをスマートに理解し、プレイヤーとしても審判としても頼れる存在になれれば、あなたのバドミントンライフはより一層楽しくなるはずです。

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