こんにちは。40代、庭いじりとゴルフが何よりの楽しみという、どこにでもいる普通のおじさんです。
今日も陽気に包まれ、庭の木も気持ちよさそうに葉を広げています。
そんな我が家の庭で、ひときわ存在感を放っているのが、シルバーリーフが美しいパールアカシアです。
かれこれ6年ほど前に、まだまだか細い状態のパールアカシアを庭に植えました。
春先には、黄色の小さな花を無数に咲かせ、甘く優しい香りを庭いっぱいに届けてくれるパールアカシア。
その姿は、まるで小さな太陽のようで、庭に出るたびに心が安らぎます。
新緑の季節はもちろん、秋の少し寂しげな空気の中で、その銀葉はひときわ輝きを増し、一年を通して様々な表情を見せてくれる、私にとって大事な存在です。

しかしパールアカシアの寿命は「10~20年」と言われています。
我が家のパールアカシアは、庭に植える前も考えると今年で8歳くらいです。
ということは、早ければあと数年で、この美しい姿が見られなくなってしまうかもしれない…。
そう考えると、胸にぽっかりと穴が開いたような、何とも言えない寂しさがこみ上げてきます。
長くなりましたが、私と同じようにパールアカシアを大切に育てている方に向けて、パールアカシアの寿命を少しでも長くするための延命方法について、私の経験と調べた情報を紹介します。
パールアカシアの寿命を左右するもの
一般的に、パールアカシアの寿命は10年から20年程度と言われています。
しかし、この期間はあくまで目安であり、育てる環境や手入れの方法によって大きく左右されます。
寿命を短くする要因としては次のことがあげられます。
【剪定不足】
風通しが悪くなったり、不要な枝が茂りすぎると、全体の生育が悪くなったり、重さに耐えれきれず折れたりして、寿命を縮める原因となります。
【過湿と根腐れ】
パールアカシアは、乾燥気味の環境を好みます。
水やりが多すぎると、根が常に湿った状態になり、根腐れを引き起こし、寿命を縮めてしまいます。
【日照不足】
十分な日光が当たらない場所だと、生育が悪くなり病害虫にも弱くなります。
【強風や積雪】
若木のときは、強風や積雪によって枝や幹が折れることがあります。
【病害虫の被害】
ハダニやアブラムシなどの害虫や、病気で弱ってしまうことがあります。
これらの要因を避けることが、パールアカシアを長く育てるための第一歩となります。

我が家のパールアカシア、延命への挑戦
そして、ここからは、私が実践しているパールアカシアの延命方法をご紹介します。
最も重要なのは、やはり「定期的な剪定」だと考えています。
延命方法1:【最重要】定期的な剪定で風通しと日当たりを確保
⇒パールアカシアの寿命を延ばすために、最も重要だと私が考えているのが、定期的な剪定です。
剪定を行うことで、全体の風通しが良くなり、病害虫の発生を抑えることができます。
また、内側の枯れた枝や込み合った枝を整理することで、全体に均等に日光が当たるようになり、生育が促進されます。
■剪定のポイント
【剪定時期】
最適な剪定時期は、花が終わった直後の春から初夏にかけてです。
この時期であれば、新しい枝の成長を妨げることなく、不要な枝を整理することができます。ただ成長の早いアカシアはその時期だけだと枝と葉が混みあってくるので、冬以外は定期的に気になる部分は剪定しましょう!
【剪定する枝】
次のような枝を優先的に剪定していきましょう!
・枯れた枝、病気にかかった枝
・内側に向かって伸びている枝や、込み合っている枝
・樹形を乱す勢いよく伸びすぎた枝
・細く、弱い枝
【剪定方法】
剪定方法についての記事を書いていますので、こちらをご確認ください。
延命方法2:水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと!
パールアカシアは、乾燥気味の環境を好みます。水やりの頻度が多すぎると、根腐れの原因になります。
■水やりのポイント
・地植えの場合は、基本的に雨水で十分ですが、夏場の乾燥が続く場合は、様子を見て水やりをします。梅雨時期や雨の日が続く場合は、水やりは不要です。
夏場の乾燥しやすい時期は、朝か夕方の涼しい時間帯に水やりを行います。
延命方法3:日当たりの良い場所で育てる
パールアカシアは、日光を好む植物です。
日当たりの悪い場所で育てると、生育が悪くなり、ひょろひょろとした頼りない幹や枝になってしまいます。
延命方法4:病害虫の早期発見と対策
パールアカシアも、病害虫の被害を受けます。
日頃から木の状態をよく観察し、早期に発見して適切な対策を行うことが大切です。
ハダニやアブラムシなどが発生した場合は、早めに薬剤を散布したり、手で取り除くなどの対処を行いましょう。
風通しの良い環境を保つことも、病害虫の予防につながります。

まとめ

パールアカシアの寿命は10~20年ですが、寿命があるからこそ、今この瞬間の美しさが、より一層際立つのかもしれません。
延命のためには、手入れが不可欠です。
定期的な剪定、適切な水やり、十分な日光。これらの基本的な管理をしっかりと行いながら、我が家のパールアカシアの成長を見守っていきたいと思います。
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